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フィギュアを飾るアクリルディスプレイケースの大きさの決め方

商品をバランスよく見せる大切さ

マニア向けホビーショップでは、
プレミア付きの希少なおもちゃや人形などは
お客様に良く見えるようにアクリルディスプレイされていることがほとんどです。
中でも特に希少なものは、個別にディスプレイされることもあります。
そんなとき、アクリルケースの大きさが商品の見え方に影響してくるのです。
その商品がどうしても欲しいという人にとっては、気にならない程度かもしれません。
しかし、ふらっと立ち寄ってなんとなく眺めている…
という人にとっては、意外に重要なのです。
例えば、明らかにアクリルディスプレイが商品に対して小さすぎる場合は
窮屈な印象を与え、その商品の価値が下がって見えてしまいます。
反対に、明らかにアクリルディスプレイが大きすぎる場合は、
商品そのものが小さく、寂しいものに見えてしまいます。
適切な大きさのアクリルディスプレイは、お客様の目に留まりやすく、
売り上げアップにもつながることでしょう。

商品をバランスよく見せる大切さ

大きさの計算式

大きさの計算式 アクリルディスプレイの大まかな大きさは、計算で求めることができます。
商品の場合、本当に貴重なものでない限りケース内に複数点置かれますが、
ここでは展示するもの1つに対しての計算の仕方をご紹介します。
まず、商品の幅、奥行き、高さを測ります。
それらのサイズに1.1を掛け算し、
幅と奥行きはそれぞれ+50 mm、高さは+20mmを目安に寸法を割り出します。
ただし、小さめの商品でアクリルケースの幅と奥行きを
同じように50mm足してしまうと、
ケースがやや大きく寂しい印象になってしまう可能性が高く、
反対に大きい商品の場合は窮屈に感じてしまいます。
この計算はあくまでも目安にする程度にとどめ、
入れる商品が一番バランス良く見えるサイズのアクリルケースで
ディスプレイすることが大切です。

アクリルの厚さは厚ければいい?

アクリルの厚さは厚ければいい? さて、アクリルケースの大きさが決まったら次は厚さです。
厚ければ厚いほど重厚感は増し、割れにくくなるためプレミア感も高まるでしょう。
しかし、小さいケースで分厚い板を使うのは少し考えた方が良いかもしれません。
というのも、ケース自体に高級感があり過ぎて、
肝心の商品が貧弱に見えてしまう可能性があるからです。
アクリルディスプレイは商品の価値を上げることはできますが、
あくまでもわき役。
主役になってしまってはいけません。

適当なサイズ・厚さのアクリルケースが市販されていないことも
少なくありません。
貴重な商品を最も素敵に見せるアクリルディスプレイをお探しなら、
オーダーメイドでのご注文をおすすめします。

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