アクリルディスプレイの展示時の注意点　（有）エムプラチック

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熱に弱いアクリルディスプレイ

アクリルディスプレイは商品などを展示するためのものですから、それ自体が人に危害を加えることはありません。
しかし、展示方法やディスプレイの仕方によっては事故が発生する可能性も考えられます。
安全に展示するための注意点としてまず挙げられるのは、火を扱う場所の近くには置かないことです。
アクリルは可燃性です。
アクリル製の洋服は溶けるように燃えると言われており、燃える様子を見たことがあるという人も多いことでしょう。
アクリルディスプレイも洋服のアクリルとは元が同じ素材ですから、熱には注意が必要と言えます。
目安としては、80度を超えてしまうと変形し、着火する恐れが高まります。
直接火が当たらない場合でも高温になる場合は変形してしまうことが稀にあるため、特殊な状況下にある場合は考慮した方が良いかもしれません。
とはいえ通常、室温が80度以上になる状況はまずありませんから、火のそばに置かないことを徹底すれば変形や火災は避けられます。
ライトアップしたい場合は熱を持つ白熱球は避け、LEDを用いることが勧められます。

熱に弱いアクリルディスプレイ

ディスプレイで怪我をしないために

アクリルディスプレイに限らず、角のある硬いものはぶつかると怪我をしてしまいます。
当然のことではありますが、大人にとっては軽い傷でも幼い子供にとっては致命的な怪我になる恐れも無きにしもあらずといえます。
アクリルは曲線の加工も容易なため、置く場所に子供たちがたくさん訪れる幼児向けおもちゃ売り場や保育園だとわかっているなら、角を作らないという方法も選択できます。
子供たちに優しい展示なら、親も安心です。

取り扱いの注意点とは

アクリルディスプレイを展示する際、誤った取り扱いをしてしまうと、壊れたりキズが付いてしまうこともあります。
アクリルの硬さは鉛筆の芯でいうところの2H程度とされており、それ以上硬いもので引っかいてしまうとそのままキズとなって残ってしまいます。
床を引きずることもキズの原因になり得ます。
透明度の高いアクリルですから、少しのキズでも目立ってしまうため注意してください。

熱に弱いアクリルディスプレイまた、落下や強い衝撃等によって破損することも考えられます。
良かれと思ってシンナーやベンジン、アルコールなどの化学薬品を使って掃除をすると、変色やひび割れを起こす可能性があるためやめて下さい。
取り扱いの注意点を守ることで、長くきれいなアクリルディスプレイが展示できます。

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