HOME > アクリルについての役立ち情報 > アクリル什器についての基礎知識 > 多様な素材が加工できるレーザー加工とは?

多様な素材が加工できるレーザー加工とは?

レーザー加工とは?

レーザーは、一点に増幅させた光を集中して放つものです。
とはいっても、レーザー加工の場合は物体にレーザーを当てることで
彫刻したり切断したりしますが、
コンサートで用いられる一直線の光もレーザーです。
それらの違いは媒体の種類。その種類は100以上あると言います。
加工で使用されるのは炭酸ガスレーザーまたは
YAGレーザーという種類で、医療用にも使用されます。

全ての物質は原子からできていますが、
安定した原子に一定のエネルギーを加えることで光を放出します。
意図的に高エネルギー状態の原子を増やしてやると、
それに誘導された原子が更に強力な光を放つようになります。
媒体(加工機の場合炭酸ガス)の中を放出された光が進むことで、
光が増幅されるのです。
レーザー加工機は、レーザー発振機から出たビームを
鏡に反射させ、焦点レンズを通して加工する材料に当てます。
エネルギーの強さを調節することで、彫刻や切断など
様々な加工が可能となるのです。

レーザーを使うとどんなものができる?

レーザー加工機は具体的にはどんなことができるのでしょうか?
レーザーはアクリルと相性がいいですが、
木材や紙、金属、石材などにも使用が可能です。
穴をあける、切断するという完全に切り離す加工でも、
氏名や会社のロゴマークの彫刻、
フォトフレームや便せんの穴の空いた模様など、複雑な切断が可能です。
また、削る深さを変えることで表札や名入れの加工を
施すこともできます。
パソコンで描いたものをそのまま転写することができるため、
1つ作品を作るために型を作る手間も要りません。

一覧に戻る»

アクリルディスプレイやアクリル製品に関するお問い合わせはこちら