アクリル什器を自分で加工する

アクリルで手軽にDIY

何かと話題のDIYですが、アクリル製品も自分で加工して作ることができます。
アクリルの小物入れに始まり、アクリル製のアクセサリーやCDラック、
コの字型のディスプレイ台などが主な例です。
アクリルのケースなど、平らのアクリル板を組み合わせて作る場合は
大きさのそろった材料さえあれば
アクリル専用接着剤で組み立てるだけなので簡単に出来上がります。

加工するときに使う道具

アクリルは加工しやすいとはいえ、道具が必要です。
買ってきて接着剤で組み立てるだけでできるものならば必要ありませんが、
それだけで出来るものはそう多くはありません。
アクリル専用の工具をそろえればより作品の幅は広がるでしょう。
刃物ひとつでもアクリル専用のカッターと鋸切りが存在します。
穴を開ける際は、電動ドリルに取り付けるアクリル専用のビットがあります。
アクリル板は曲げの加工がしやすいことも特徴のひとつですが、
曲げる場合は専用のヒーターを使うと良いでしょう。
ただ、少しコツがいるので慣れが必要です。
アクセサリーなど小物を作る場合はオーブントースターで
温める方法もあります。
全面が熱くなるため、軍手などをしてやけどをしないよう注意しましょう。
上級者になると、ミニルーターを用いて表面を削ることもできます。

DIYなら個性的な作品を作ることができますが、いくら加工が簡単でも
大がかりなディスプレイやショーケースを作るには大変な労力がかかります。
見栄えはもちろん、耐久性に不安があり、
処理が甘くてお客様にけがをさせてしまうことも考えられます。
DIYに慣れている方でも、
お店で使う什器はプロに頼んだほうが間違いないでしょう。

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