アクリル什器のお手入れの仕方

アクリルとガラスは同じ?

アクリルはガラスのように透明で、強度があります。
ガラスをきれいにするには、ガラスクリーナーを使って乾いた布で拭いたり、
新聞紙を丸めて強くこすったり…
アクリルも似たようなものだから同じようにすれば良いんじゃないの?
と思われる方がいらっしゃいます。
アクリルとガラスは全く別物です。
アクリルの表面は傷つきやすく、
乾いた布で強くこすると細かい擦り傷が付いてしまいます。
また、ガラスクリーナーは含まれている成分によって
ひび割れを起こす場合があるため、避けて下さい。

アクリルのお手入れ方法

一番は眼鏡拭き用の素材でできた布巾で拭くことです。
柔らかい布を湿らせて拭いても構いません。
古いタオルや糊の効いた布などはかえって表面を傷つけてしまいます。
ひどい汚れには中性洗剤を数滴たらした水(濃度は1%程度)を用いて
拭きとると良いでしょう。帯電防止にもなります。
傷がついてしまった場合は、ごく細かい傷でしたら
市販のアクリル専用研磨剤を使えば目立たなくなります。
ただし、色の付いているものや模様が入っているアクリルに使用してしまうと、
色のムラが出てしまうためやめましょう。

アクリルディスプレイを置く際の注意点

アクリルは照明にもよく使われていますが、熱には弱い性質があります。
80度を超えると変形する恐れがあるため、熱を発する白熱球ではなく
LEDを使用するようにしましょう。
また、燃焼速度は遅く、引火性もありませんが、
同じく変形の恐れがあるため火のそばも避けてください。

一覧に戻る»

アクリルディスプレイやアクリル製品に関するお問い合わせはこちら