脱・プラスチックの時代
身の回りにプラスチックはたくさん利用されています。
ケースや容器、パッケージの多くはプラスチックを使っています。
軽くて形も様々、色も透明から色つきのものまであり、
陳列するケースなどにもぴったりです。
多くのシーンで使えて利便性が高いのが特徴です。
気軽に使い、その結果としてプラスチックごみが増えているのが現状です。
いつでも簡単に手に入ると思ってしまうと、
無駄に使ったり、まだ使えるのに捨ててしまったりで、
プラスチックのごみの量はどんどん増えてしまいます。
最近はこの問題が、環境破壊や資源の無駄使いにつながるとして、
使用しない方向へ社会全体が動いています。
当然、ディスプレイの備品としても厳しい目が向けられています。
プラスチックは、もとは石油からできています。
石油は古代からの蓄積で出来上がった、天然資源の一つです。
埋蔵量にも限りがあり、人間が作り出せるものではありません。
また、他にも使い道は多くあるので、
すべてを陳列用品やパッケージなどに使えるわけではありません。
使って用途が合わなくなったものは、
極力リサイクルに回して使うことが大切になってきます。
また、できるだけ長く大切に使うことも求められます。
アクリルは活用場面と使い勝手が抜群
最近、ディスプレイで活躍しているのがアクリル素材の製品です。
軽くて耐久性があり、透明から色つきまであって、加工しやすいアクリル素材は、
さまざまな活用場面があり、注目されています。
陳列の仕切りに使ったり、ケースとしても使えます。
多くのタイプがあるので、その場に合った陳列をサポートしてくれます。
使いやすい上に環境にも優しい素材です。
アクリル樹脂はリサイクルがとてもしやすいので、古くなったもの、
使わなくなったものを集めて、再生して商品にすることができます。
つまり、ごみになる量がグンと減ります。
ヒビが入っていようと、傷がついていようと、溶かして作り直せば、
活用場面がまだまだあるのでムダが少ない素材です。
捨てるゴミがなくなれば、環境にも負担が少なく、企業の環境保全活動にもなります。
リサイクルを引き受けてくれる業者も多いので、探すのは難しくありません。
リサイクルすることで、どんどん形を変え、活用場面を広げることができるので、
将来にわたっても使用できるメリットがあります。
そのため、この先も注目が集まり、多く使われていく素材となるでしょう。